電子タバコの副流煙に害はある?喘息持ちや子供への影響についても調査
更新日 : 2023/8/30
従来の紙巻きタバコと違って電子タバコには害がないという話がありますが、電子タバコの副流煙には本当に健康への影響がないのでしょうか?
「電子タバコだから害はないし大丈夫だろう」と思って吸っている方も、きちんと正しい知識を身につけて最低限のマナーを守って吸うことが大切です。
そこで今回は、電子タバコの副流煙に害はあるのかということや、喘息持ち・子供への影響などについてご紹介していきます。
電子タバコなら副流煙にも配慮しやすい!

電子タバコなら紙巻タバコより周囲に与える影響は少ないと言われており、自身の健康のためにも乗り換えるのがおすすめとされています。
近年は健康増進法の改定により紙巻きタバコを喫煙所は減り、お店でも加熱式タバコや電子タバコのみ喫煙できる場所が増えています。
特に電子タバコはニコチンとタールは含まれていないため、燃焼により発生する有害物質は副流煙に含まれません。
副流煙による害に気を使うのであれば電子タバコが最もオススメであり、自身の健康、禁煙にも手助けをします。
電子タバコでおすすめなのは「KIWI Pen」
「KIWI Pen」は2023年7月に日本初上陸し、海外で絶大な人気を得ている電子タバコです。
特徴は、従来の電子タバコとは違いコットンフィルターチップを採用することで紙タバコや加熱式タバコに近い吸い口を再現しているところにあり、吸いごたえも十分にあります。
気になる方は以下ボタンから公式サイトをチェックして見てください!
電子タバコの副流煙って健康に害はあるの?

2018年7月、紙巻きタバコを吸った際に発生する副流煙が周囲の人に健康被害をもたらすとして、望まない受動喫煙を減らすために健康増進法の一部が改正されました。
それに伴って紙巻きタバコから電子タバコに移行する方が増えましたが、電子タバコの副流煙に本当に害がないのか気になるところです。
そこでまずは、副流煙と主流煙について簡単に解説したうえで、電子タバコの副流煙に害があるのかどうかお話していきたいと思います。
そもそも副流煙って何?主流煙との違い
副流煙について簡単に説明すると「火のついたタバコから発生する煙」を指し、主流煙は「喫煙者が直接吸い込む煙」のことです。
紙巻きタバコなど燃焼性のタバコの主流煙には、たくさんの有害物質が含まれているのですが、副流煙に関してはその何倍もの濃度で有害物質が含まれていることが分かっています。
これは、主流煙と比べて副流煙の燃焼温度が低くフィルターを介さないことが理由となっており、そのため主流煙より副流煙のほうが健康被害のリスクが高いです。
害は少ないとされているもののゼロではない
先ほどもお話した通り、副流煙とは「火のついたタバコから発生する煙」のことですので、厳密に言うと燃やす必要のない電子タバコは副流煙が出ません。
しかし、電子タバコに関しては吸った人が吐いた煙を副流煙と呼ぶことが多く、その副流煙に含まれる化学物質が健康に害を及ぼすのではないかと言われています。
ほとんどの人が「電子タバコの副流煙には害がない」という認識を持っている一方で、実際のところはまだ研究結果がまとまっておらず正確な有害性については分かっていません。
電子タバコの副流煙に含まれる化学物質が咳や喘息といった疾患を誘発する可能性も否定できないという説もあり、電子タバコの副流煙は害が少ないとされているもののゼロと言い切ることができないのが現状です。
電子タバコの副流煙による害は不明な部分が多い
電子タバコが普及しはじめたのがここ数年の話ということもあり、電子タバコの副流煙がもたらす害を決定づけるには研究が足りていません。
そのため電子タバコの副流煙による害は不明な部分が多く、今後時間をかけて研究が進められていけば具体的な有害性や健康被害について明確になっていくでしょう。
とはいえ電子タバコには、紙巻きタバコの副流煙に含まれるニコチンをはじめタールや一酸化炭素といった有害物質が含まれていないので、これらの物質による有害性はないといえます。
タバコの副流煙が喘息持ちや子供にもたらす影響とは?

タバコの副流煙にはさまざまな有害物質が含まれていますが、タバコの種類によって含有物質や量に違いがあり、それぞれで身体にもたらす影響なども異なります。
ここからは、紙巻きタバコ・加熱式タバコ・電子タバコの3つに分けて、副流煙がもたらす害や喘息持ち・子供への影響について確認していきましょう。
紙巻きタバコの副流煙がもたらす影響
紙巻きタバコに関しては、副流煙を吸うことによってさまざまな健康被害があることが分かっており、特に呼吸器系への影響が大きいとされています。
例えば、肺に対する影響としては呼吸機能の低下に加え、咳・痰・息切れ、喘息の悪化などが挙げられ、他にもがんのリスクを高めるというのは有名な話です。
特に成長過程にある子供の肺は、クリーンな空気を求めているだけでなく肺自体がまだ弱いので大人よりも悪影響が大きく、さらに脳の発達にも有害性があることが分かっています。
大人であれば、喫煙者の側から離れるなど対処することができますが、赤ちゃんや小さな子供の場合は自分から逃れられないケースもあるため目の前で吸わないことが大切です。
加熱式タバコの副流煙がもたらす影響
加熱式タバコは、紙巻きタバコと比べると有害物質の量が少ないといわれていますが、それでも全く含まれていないというわけではありません。
一酸化炭素に関しては、紙巻きタバコの100分の1程度の量ではあるものの、やはり含まれていることに変わりはなくニコチンやタールも含まれています。
また、加熱式タバコが市場に登場してから数年しか経っておらず、受動喫煙による害について分かっていないことも多いです。
そんな中、加熱式タバコの副流煙にニコチンやアセトアルデヒドといった物質など33種類の物質が特定され、そこに含まれる超微粒子レベルの物質が肺や喉に影響を与える可能性があるという研究結果が報告されました。
電子タバコの副流煙がもたらす影響
電子タバコに使用するリキッドには、上記の紙巻きタバコや加熱式タバコとは全く異なる成分が使われているため、ニコチンや一酸化炭素などによる害はありません。
そもそもリキッドは、以下のような安全性の高い成分が主になっています。
成分名称 | 主な使用用途 |
---|---|
プロピレングリコール(PG) | 食品・医薬品・化粧品など |
ベジタブルグリセリン(VG) | 食品・医薬品・化粧品など |
香料 | 食品など |
リキッドの主成分は、食品や医薬品などにも使われている成分なので有害性は低いとされていますが、最初にもお話したようにまだ研究が進んでいないため明確な身体への影響は現状不明です。
念のため、喘息持ちの方や小さな子供がいる方は、慎重に購入を検討することと子供が咳き込んだりしないように近くで吸わないようにすると良いでしょう。
副流煙による害を考慮するなら電子タバコを検討してみては

紙巻きタバコ・加熱式タバコ・電子タバコ、どんなタバコを吸うにしても大切なことは周りに配慮しマナーを守って喫煙することです。
嗜好品としてタバコを吸うのであれば、副流煙による健康被害のリスクが少ないとされている電子タバコを選ぶことをおすすめします。
ここからは、おすすめの電子タバコについてご紹介していきますので、電子タバコの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
新感覚電子タバコ:KIWI Pen
最初に紹介するのは2023年日本に初上陸した電子タバコ「KIWI Pen」です。
吸い口にはコットン素材のフィルターチップを採用し、紙巻タバコや加熱式タバコを吸っているような感覚を味わうことができます。
また、フレーバーも自由に選べる上に今なら1ヶ月分のリキッドが付いてきますので、自分の好きな味で楽しんでみて下さい!
ニコチン・タールフリーで嫌な匂いも0なので、周りの方への配慮もできる電子タバコとなっています。
ICEBERG Disop 使い捨て電子タバコ

「ICEBERG Dispo」はリッドタイプで販売されている人気の「No.8」が使い捨ての電子タバコとなった商品です。
特徴は何と言っても清涼感で、電子タバコにありがちな甘さを徹底排除することで喉にガツンとした刺激を与える吸い応えを実現しています。
充電式なので中身がなくなるまでしっかり楽しむことができ、使い終わったら捨てるだけでOKなのでとっても手軽!
1本で紙タバコ約15本分に相当するため、たっぷり楽しむことができちゃいます。
JUUL本体+altpodsスターターキット

「JUUL」は、アメリカで販売開始後、約3年で業界シェア75%以上を達成し、全世界で億越えの出荷台数を記録している電子タバコで、コンパクトで持ち運びしやすくワンタッチで使える高い操作性が好評となっています。
こちらの商品は、そんなJUUL本体とJUUL対応カートリッジ「altpods」とお好みのフレーバーを1箱にまとめたスターターキットです。
13種類からお好きな方をお選びいただけ、届いたその日からすぐに使用することができます。
電子タバコの副流煙による害と喘息持ちや子供への影響まとめ
電子タバコの副流煙には、プロピレングリコールやベジタブルグリセリンなど食品などにも使われている成分が主になっているため、有害性は少ないとされています。
しかしながら、電子タバコの副流煙に含まれる物質や有害性については、研究段階ということもあり明確な影響については不明です。
小さな子供の前で吸うと、煙を吸い込んで咳き込んだり何らかのトラブルが起こったりする可能性もありますので、周囲に配慮したうえで喫煙するようにしましょう。
また喘息持ちの方に関しても、電子タバコを吸った場合に咳や喘息が悪化するリスクを否定できませんので、購入する際は慎重に検討することをおすすめします。
電子タバコは、紙巻きタバコや加熱式タバコに含まれるニコチンやタールによる影響はないとされていますので、そうした有害物質による健康被害を避けたい方は移行してみてはいかがでしょうか?
Beyond Vape Japan.では、豊富なデバイスやリキッドなどを取り扱っていますので、ぜひ1度サイトをチェックしてみてください。
更新日 : 2023/8/30
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