アイコスに発がん性があるはデマ?主流煙・副流煙の有害性の最新情報まとめ
更新日 : 2023/11/3
加熱式タバコのブームの火付け役であり、今現在まで高い市場占有率を誇る「iQOS(アイコス)」は、従来の紙巻きタバコと比較して「有害物質の発生が少なく、臭いが抑えられている」といったメリットから今もなお人気の高い商品です。
タバコよりも有害性が少ないという点において注目されている加熱式タバコiQOSですが、過去に「iQOS(アイコス)は紙巻きタバコよりも発がん性が高い」という噂が出回ったことがあるのをご存知でしょうか?
今回は、iQOS(アイコス)の発がん性が高いとされる噂が本当なのかデマなのか、最新情報をお伝えしていきます。
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アイコスの発がん性が紙巻きタバコより高いのは本当?それともデマ?
紙巻きタバコから、iQOS(アイコス)をはじめglo(グロー)やPloom TECH(プルーム・テック)といった加熱式タバコへ移行する方が今もなお増えています。
特にiQOS(アイコス)に関しては、加熱式タバコの国内シェア率が70%と高く、一時期は96%を占めていた時期もありました。
そんなiQOS(アイコス)ですが、2017年頃に「アイコスの発がん性は紙巻きタバコの10倍」という噂が立ったのをご存知でしょうか?
有害性が少ない新たなタバコとして注目されていたにも関わらず紙巻きタバコより有害性が高いのかと、当時はSNSを中心に様々な情報が流れていました。
しかし、この噂が立ったのは2017年のことで最近ではデマだったという話も耳にするため、最新情報ではどうなっているのか気になるところです。
この「アイコスの発がん性が紙巻きタバコの10倍」という話が本当なのかデマなのかお話する前に、まずは当時のニュースについて振り返ってみましょう。
当時の「アイコスの発がん性が10倍」というニュースの概要
iQOS(アイコス)の発がん性に関する噂には、紙巻きタバコの2倍という噂もあれば10倍や256倍という噂もあり、噂が独り歩きしてしまっている印象があります。
中でもアメリカのある研究機関が行なった研究結果について、米ロイター通信が記事を公開したことをきっかけに多くの方の間で論争を呼びました。
「iQOS(アイコス)の発がん性が紙巻きタバコの10倍」という噂が広がるきっかけとなった研究結果の内容について、要約すると以下のようになっています。
・iQOS(アイコス)にはニコチンが84%も含まれていた
・一部の有害物質は紙巻きタバコよりも高い濃度が検出された など
一方で同研究機関は、「紙巻きタバコの有害物質は90%以上減少している」ということも発表しており、実際のところiQOS(アイコス)の発がん性が高いのかどうかははっきりしていません。
何よりこの研究機関が発表した内容には、「iQOS(アイコス)の発がん性は紙巻きタバコの10倍である」ということは一切書かれていませんでした。
参照元:REUTERS
「アイコス発がん性10倍説」にフィリップ・モリスが反論
先ほどの研究結果に対して、iQOS(アイコス)の販売元であるフィリップ・モリスは、以下のように言及しています。
・比較対象が他社の紙巻きタバコ(ラッキーストライクブルー)だった
・そのラッキーストライクブルーの測定値にも誤りがあった
フィリップ・モリスは、研究方法やその内容について正確性が欠けると反論しました。
iQOS(アイコス)の発がんリスクについては2021年現在もハッキリした研究結果は発表されておらず、今後さらなる研究が必要といえるでしょう。
参照元:PMI SCIENCE
最新情報ではアイコスの発がん性10倍はデマ説が濃厚?
フィリップ・モリスが正式に反論したこともあり、ネット上ではこの噂に対して「デマだ」「ネガキャンだ」といった声が挙がっているのも事実です。
また2018年には、米食品医薬品局(FDA)が「iQOS(アイコス)は有害度が低い」という研究結果を発表しました。
米食品医薬品局によると、iQOS(アイコス)から発生するエアロゾルには健康被害を及ぼす物質が含まれているものの、紙巻きタバコと比べて全体的に深刻度が低いとのことです。
しかしながら、紙巻きタバコでも健康への影響がわかるデータが揃うまでに20〜30年かかったとされており、まだ普及して間もない加熱式タバコの健康リスクを決定づけるには研究が足りないという意見もあります。
そのため、現段階ではiQOS(アイコス)の発がん性が紙巻きタバコの10倍、あるいは2倍・256倍という話の信憑性はどれも高いとは言えずデマとする説が濃厚です。
参照元:東洋経済ONLINE
アイコス3は?イルマは?新型アイコスに発がん性はある?
出典:IQOS 公式サイト
iQOS(アイコス)の発がん性が紙巻きタバコより高いという噂が立ったのは、新型iQOS(アイコス)として「iQOS2.4Plus」が発売された直後でした。
その後iQOS(アイコス)は、改良を重ね「iQOS(アイコス)3」や「iQOS イルマ」といった新型のデバイスを発表しています。
旧型iQOS(アイコス)と比べて性能面などに違いがあるのはもちろんですが、新型iQOS(アイコス)は発がん性や有害物質についても変更があるのでしょうか?
旧型アイコスとアイコス3の違いは?
iQOS(アイコス)3は、従来と同様にブレード内蔵型のデバイスとなっており、そのブレードに熱を加えることで発生したエアロゾルを吸う仕組みです。
正確には、加熱したタバコとカートリッジ部分に含まれる溶剤が混ざることでエアロゾルが発生するのですが、このエアロゾルによって純度の高いニコチンを吸うことができ、燃焼によって発生する有害物質の摂取を最小限に抑えられるといわれています。
一方でiQOS(アイコス)は、紙巻きタバコと比べて溶剤に含まれるグリセリンの濃度が高く、紙巻きタバコには含まれていない成分も検出されているため有害性や発がん性がゼロとは言い切れません。
また「紙巻きタバコに含まれていない成分」の研究が進んでいないということもあり、加熱式タバコ特有の危険性がある可能性もあるようです。
参照元:WIRED
旧型アイコスとイルマの違いは?
2021年8月に、従来のiQOS(アイコス)をフルモデルチェンジした新型モデル「iQOS ILUMA(アイコス イルマ)」2機種が発売されました。
また、これまでのiQOS(アイコス)専用タバコスティックとは別に、iQOS ILUMA(アイコス イルマ)専用タバコスティックとして「TEREA(テリア)スティック」も同時発売されています。
従来のiQOS(アイコス)と大きく変わったのは加熱ブレードにが廃止され、代わりにTEREA(テリア)スティックに金属製の誘熱体が仕込まれている点です。
従来のブレード型iQOS(アイコス)は、タバコスティックをブレードに差し込む際にブレードが折れてしまったり、内部にタバコ葉が残って故障や掃除の手間が発生していました。
一方のiQOS ILUMA(アイコス イルマ)では、タバコスティック内部に誘熱体が仕込まれているため上記のようなトラブルやクリーニングが必要ありません。
ただし、アイコスのタバコスティックのフィルターに使われているプラスチック製パーツが加熱によって溶けることで、有害物質を発生させるリスクがあるという話もあります。
iQOS(アイコス)公式サイトには、iQOS ILUMA(アイコス イルマ)についてクリーニング不要と記載されていますが、定期的なクリーニングは行なったほうがよいかもしれません。
参照元:iQOS
いずれのアイコスにも発がん性があるのは確か
iQOS(アイコス)3やiQOS ILUMA(アイコス イルマ)などデバイスに関わらず、ニコチンが含まれるタバコ製品であることに代わりはないため健康被害や発がんリスクが否定できません。
また紙巻きタバコに含まれる有害物質が90%以上低減されていると謳ってはいますが、さまざまな研究機関が健康被害について検証を進めている最中です。
もし紙巻きタバコや加熱式タバコを吸うことによる健康被害を危惧するのであれば、より安全性の高い電子タバコを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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喫煙による発がんリスクを予防したいなら電子タバコがおすすめ
iQOS(アイコス)は、紙巻きタバコと比べて有害物質が少ないといわれていますが、ニコチンをはじめ身体に悪影響を及ぼすとされる成分が含まれています。
そのためiQOS(アイコス)を吸い続けていれば、何らかの健康被害や発がんのリスクを高めてしまう可能性もあるでしょう。
そういった紙巻きタバコや加熱式タバコの喫煙による健康被害や発がんリスクを予防したいのであれば、より安全性の高い電子タバコを利用するのがおすすめです。
電子タバコが安全な理由①ニコチン・タールを含まない
電子タバコは、フレーバー付きのリキッドを加熱して発生する蒸気を吸って楽しむ製品で「VAPE(ベイプ)」とも呼ばれています。
日本国内で販売されている電子タバコのリキッドは、ニコチン・タールが含まれていないためニコチンによる依存やタールなどの有害物質による健康被害がほぼありません。
また電子タバコは副流煙も出ませんので、受動喫煙によって周囲の人に悪影響を及ぼすリスクがないのも魅力の1つとなっています。
電子タバコが安全な理由②リキッドに含まれる成分も安全性が高い
「リキッドの成分は安全なのか」という疑問を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、リキッドに含まれてる「VG(植物性グリセリン)」や「PG(プロピレングリコール)」は、食品添加物や医薬品などにも使用される安全性の高い成分ですので安心して使用できます。
ただしリキッドの販売メーカーは非常に多く、中には粗悪品を販売するような悪徳業者も存在するため、リキッドを購入する際はできるだけ有名なメーカーや信頼できる店舗・通販サイトを利用することをおすすめします。
加熱式タバコから買い換えるのにおすすめの電子タバコ
電子タバコのリキッドは安全性の高い成分が使用されているだけでなく、国内で販売されているものに関してはニコチン・タールフリーなので電子タバコは禁煙したい方にもおすすめです。
ここからは、禁煙したいと考えている方やiQOS(アイコス)などの加熱式タバコから電子タバコへの買い替えを検討している方に向けて、当サイトで販売している初心者にもおすすめの電子タバコをご紹介していきます。
KIWI Pen
電子タバコKIWI Penは、この度日本に初上陸するイタリア発の電子タバコです。
コットン素材を使用したフィルターチップを採用しているため、まるでiQOS(アイコス)などの加熱式タバコを吸っているような感覚で電子タバコを楽しめます。
リキッド注入式で自分の好きなフレーバーを楽しめるため飽きがこず、スタイリッシュなデザインで使うシーンに困りません。
おすすめは後述するICEBERG No.8のリキッド!ミントのガツンと来る爽快感で、禁煙にも一歩リードできます。
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ICEBERG Dispo 使い捨て電子タバコ
もっと手軽に電子タバコを楽しみたいなら使い捨て電子タバコ「ICEBERG Dispo」がおすすめです。
メンソール系の電子タバコリキッドの中でも人気の高いICEBERGから発売されているこちらの商品は1個でタバコ約15箱分の吸引量を誇り、コスパよくノンニコチン・ノンタールの水蒸気を楽しめます。
フレーバーは「スーパーメンソール」「アイスレモン」「クールピーチ」の全3種類でいずれも甘さ控えめでスッキリとした爽快感が魅力的!
メンソールが好きで電子タバコの面倒なメンテナンスはやりたくない!という方は是非ICEBERG Dispoをお試しください。
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ニコチン・タール0:MYFITスターターキット
電子タバコである「JUSTFOG / MYFIT × おすすめリキッド / 迷ったらコレ!キット」は禁煙・節煙思考の強い方からの人気がとても高い商品となっており、サイズ感も手に馴染むちょうど良いサイズと形なので、吸いやすくずっと握っていたくなるようなデバイスです。
リキッドはご自身で補充するタイプなので、好きなフレーバーをいつでも楽しむことができます♪
スターターキットには、自社開発のペパーミントメンソール補充リキッドが付属し、喉への刺激がバツグンで禁煙や減煙に最適となっており、これ一つで爽快なひと時を楽しむことが出来ます。
手軽で簡単に吸える「JUSTFOG / MYFIT」はタバコのような吸いごたえがあるので、手巻きタバコと同様の満足感を得ることが出来るようです。
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JUUL Starterkit ICE POD
続いておすすめなのがこちらもPOD型の電子タバコ『JUUL』です。
JUULはアメリカで発売されてからわずか3年で電子タバコシェア率75%を獲得、日本でも発売以来出荷台数50,000台を突破している人気商品です!
詰め替えも一切不要なカートリッジを本体に差し込むだけで簡単に誰でも使いこなせるため、初めて電子タバコを使用するという方にもおすすめです。
当サイトでは、このJUUL本体とJUUL対応のメンソール特化したフレーバー「ICE POD」がセットになったスターターキットを販売しています。
商品が到着したらすぐに使い始めることができますのでJUULを購入する際にはぜひお得なセットでの購入を検討してみてください。
JUUL本体のカラーは、シンプルかつスタイリッシュなブラックが用意されており、いろんなシーンでご利用いただけます!
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吸うフルーツスティック VPLUS
吸うフルーツスティック VPLUSは大容量の使い捨て電子タバコで、キュートな見た目が特徴の商品です。
一般的に紙巻きたばこは1箱で約200回吸引できますが、吸うフルーツスティック VPLUSは1本で最大6,500回の吸引が可能です。
バッテリーが無くなっても充電すれば再使用でき、通常価格1本あたり3,980円とコスパも非常に優れています。
※在庫限り!最終価格で1,000円!
フレーバーはフルーツ系が全8種類となっており、甘味が強いため初めて電子タバコを使う方でも吸いやすいでしょう。
お得に電子タバコを始めたいなら吸うフルーツスティック VPLUSがおすすめです。
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アイコスに発がん性・有害性の最新情報まとめ
「iQOS(アイコス)の発がん性が紙巻きタバコの10倍」という噂が広まったのは、アメリカの研究機関が発表した研究結果について米ロイター通信が記事にしたことが発端でした。
しかしその研究方法や内容は正確性が欠けるという話もあり、最新情報では「噂はデマだった」という声も挙がっています。
とはいえiQOS(アイコス)は、あくまで「紙巻きタバコの有害物質を90%以上低減した」というだけで、有害物質がゼロになったわけではありません。
また、iQOS(アイコス)には紙巻きタバコに含まれない成分が含まれていることも最近の研究により判明しているため、吸う人や周囲の人に何らかの健康被害を及ぼす可能性は否定できないでしょう。
iQOS(アイコス)等の加熱式タバコによる人体への悪影響に関しては、まだまだこれから研究を続けていく必要があり、その安全性や発がん性について明らかにするためにはもう少し時間がかかりそうです。
紙巻きタバコや加熱式タバコから発生する有害物質による健康被害を予防したい方、禁煙・減煙をしたい方はニコチン・タール0の電子タバコに買い換えることをおすすめします。
Beyond Vape Japanでは、さまざまな電子タバコ・VAPE製品を販売しているほかバリエーション豊富なリキッドも取り扱っていますので、電子タバコへの買い替えを検討されている方はぜひご利用ください!
更新日 : 2023/11/3
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