アイコスのタール・ニコチン量は?安全に吸える電子タバコもご紹介!
更新日 : 2025/1/14
最近は健康意識の高まりもあり、紙タバコからアイコスへ移行する方・移行を考えている方が増えています。
「アイコスだからいくら吸っても大丈夫」
「アイコスは体に悪くない」
そのようにお考えの方も多いようですが、その考えは危険かもしれません。
この記事では、アイコスにどのくらいタールやニコチン量が含まれているのか?というところから、タールやニコチンがもたらす健康被害についてご紹介していきます。
最後に、健康に気を遣いながらタバコを楽しみたい方や禁煙を考えている方におすすめの電子タバコもご紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
タールとニコチンって何?タバコの有害物質
アイコスのタール・ニコチン量をご紹介する前に、そもそもタールとニコチンはどのような物質なのかをご説明します。
タールはタバコの煙に含まれる成分から一酸化炭素やガスをのぞいた有害物質の総称です。
正確にはニコチンもタールの一種ではありますが、分かりやすくするためにニコチンとタールを区別している解釈が多いため、ここでもタールとニコチンは区別してご説明していきます。
タールとは?
タバコを吸っていて家の壁や歯が黄色く汚れたり、肺が黒くなってしまう原因はタールです。
タールは「ヤニ」とも呼ばれ、前述の通りタバコの煙から一酸化炭素やガス状成分を除いた総称を差し、ベンツピレン・NNK・芳香族アミン類などの発がん性物質を約70種類ほど含みます。
独特な臭いと、粘度があるのが特徴的です。
ニコチンとは?
ニコチンはアルカロイドという有機化合物の一種で、神経に強い作用を持ち、化合物の中でも「毒物」に分類されています。
依存性や中毒性も強く、タバコがなかなかやめられないのはニコチンの依存性によるものです。
また、血管を収縮させて血圧を上昇させる作用もあり、心筋梗塞や脳梗塞が起こるリスクを高めます。
ニコチンは実は無味無臭で、粘度の無い成分です。
アイコスのタール・ニコチン量は?
アイコスの公式サイトにも記載されていますが、アイコスにもタール・ニコチンは含まれています。
アイコスが気になっている・今アイコスを吸っている方は、ご自身の健康のためにもアイコスのタール・ニコチン量を把握しておきましょう。
ここからはアイコスのタール・ニコチン量について、紙タバコのタール・ニコチン量と比較しながらご紹介していきます。
アイコスのタール量|紙タバコとの比較
アイコスの公式の見解では有害物質を90%以上取り除いており、タールも発生しないのが売りでした。
しかし、日本禁煙学会が行った調査によると、紙タバコ1本あたりのタール量は約19.2mgに対し、アイコスのタール量が1本あたり約13.4mgという結果が報告されています。
この結果を見ると、アイコスと紙タバコのタール量の差は約5.8mgなので、そこまで大きな差はないと言えるでしょう。
タールの発生量については、調査機関や調査の方法により異なるとされていますが、ゼロではないことに注意が必要です。
アイコス | 紙タバコ | |
---|---|---|
タール量 | 約13.4mg | 約19.2mg |
出典:日本禁煙学会
タールは高温によって発生する
タールは高い温度で発生する性質を持っており、約500℃が最も発生しやすい温度だと言われています。
アイコスの加熱温度は約300~350℃ですが紙タバコの加熱温度は約700~900℃なので、タールの性質から考えると紙タバコの方が圧倒的にタールが発生しやすいです。
ただし、先述の通りタールは有害物質の総称なので、含まれている有害物質の中には低い温度で発生する物質もあることや、そもそもデバイスのメンテナンス不足でタールが発生することもあります。
アイコスのニコチン量|紙タバコとの比較
アイコスのニコチン量は1本あたり約1.2mgで、紙タバコのニコチン量は1本あたり約1.0mgと、日本禁煙学会の調査で発表されていました。
それぞれのニコチン量を比較すると差はわずか約0.2mgと、ほとんど変わらないことが分かります。
このように、健康被害が少ないとされている加熱式タバコでも、数値を見るとそれほど害が軽減されているわけではないことが分かります。
アイコス | 紙タバコ | |
---|---|---|
ニコチン量 | 約1.2mg | 約1.0mg |
出典:日本禁煙学会
アイコスはタール・ニコチン量の表記がない?
紙タバコのパッケージを見ると、タール・ニコチン量の表記がされていますが、アイコスのパッケージを見るとタール・ニコチン量の表記がないことがほとんどです。
紙タバコはタール・ニコチン量をはかる世界基準の標準測定方法があることからタール・ニコチン量を表記する義務があるのですが、アイコスなどの加熱式タバコは標準測定法がなく、タール・ニコチン量を表記する義務がありません。
そのため、アイコスを購入する場合は、正確なタール・ニコチン量を知るのは難しいことに注意が必要です。
アイコスは紙タバコよりも危険?
アイコスのタール・ニコチン量は紙タバコよりやや少ないだけで数値上ではあまり差がないことをご説明してきましたが、アイコスと紙タバコの危険性はどちらが上なのでしょうか?
一見すると紙タバコの方が健康被害を受けるリスクが高いように思われますが、アイコスの方が危険だという説もあるのでご紹介します。
アイコスの方が有害物質を吸収しやすい
アイコスや紙タバコの煙に含まれている有害物質は粒子として体の中に取り込まれますが、最近の研究ではアイコスの煙から出る粒子は紙タバコより小さいことが発見されました。
粒子は小さいほど吸収されやすいため、紙タバコよりもアイコスの方がより有害物質を吸収してしまう可能性が高いことになります。
もちろん全ての粒子が小さいわけではなく、デバイスの状況や種類によって変動するとは思われますが、必ずしもアイコスの方が安全だという訳ではないことを心に留めておきましょう。
調査期間が短く、危険性が判明していない
紙タバコは、長年喫煙を続けることでヤニが溜まるなど、長期使用による人体への害や危険性が認められています。
しかしながら、加熱式タバコは登場したばかりのデバイスであることから長期使用した場合どのような被害が出るのかわかっていないのが現状です。
研究が進めば、長期使用による甚大な被害が見つかる可能性もあることを理解したうえで使用することが大切です。
安全に楽しみたいならアイコスよりも電子タバコ!
ここまで、アイコスに含まれるタール・ニコチン量の説明やアイコスの安全性についてご紹介してきました。
アイコスは紙タバコよりも健康に良いというイメージをお持ちの方も少なくないですが、アイコスでも依存・中毒症状など健康被害が起きるリスクはあります。
健康を意識する方や禁煙・減煙を考えている方には、アイコスよりもタール・ニコチン量が0の電子タバコを試してみてはいかがでしょうか?
電子タバコとアイコスの比較
電子タバコとアイコスの違いは"タバコ葉を使っているか"という点で、それによって楽しみ方や法律上の扱いも違ってきます。
電子タバコはリキッド(液体)を電気加熱して発生させた水蒸気を吸って、味や香りを楽しむものです。
一方、アイコスはタバコ葉を加熱して蒸気を発生させて、味や香りよりも吸いごたえを楽しむ製品となっています。
また日本の法律では、タバコ葉を原料としているアイコスはタバコ製品に該当しますが、タバコ葉を原料としていない電子タバコはタバコ類似品に分類され、タバコではなく雑貨という扱いになります。
電子タバコの主な成分は3つ
電子タバコのリキッドの成分は、PG(プロピレングリコール)・VG(植物性グリセリン)・香料の3つで、どれも日常でよく摂取しているものとなっています。
PGは衣料品や化粧品や食品添加物、医療品などの材料として使われている無色透明・無味無臭の液体で、VGはヤシ油などから生成された無色透明の甘みと粘土がある液体です。
香料も、基本的に食品などの香りづけに使われる安全なものを使用しているので、人体に悪影響が出ることはほとんどないとされています。
電子タバコは本当にタール・ニコチン量0?
日本ではニコチン入りリキッドの販売・譲渡・購入は禁止されているため、日本で販売されている電子タバコは全てタール・ニコチン量0と言って良いでしょう。
ただし、海外のVAPEブランドで販売されている電子タバコの中には、ニコチン入り電子タバコも販売されているようです。
タール・ニコチン量0!KIWI Spark
タール・ニコチン量0の電子タバコの中でも特におすすめなのが、イタリアのブランドKIWIが新登場した電子タバコKIWI Sparkです!
KIWIが開発してきた電子タバコはKIWIシリーズとも呼ばれており、販売からわずか3年で300万人もの利用者を獲得するなど電子タバコ業界で高い人気を誇ります。
そんなKIWI シリーズから新登場したKIWI Sparkは、従来の電子タバコにはない画期的な特徴を持つ新しい電子タバコとしても注目されているので、ここからはその特徴についてご紹介していきます。
料金 | 2,970円(税込) |
---|---|
カラー | Black |
内容 | 本体×1 POD(0.8Ω)×1 フィルターチップ×1 樹脂製Tips×1 説明書 |
サイズ | 111mm(高さ)×15.5mm(直径) |
重量 | 34g |
バッテリー容量 | 700mAh |
特徴①まるで紙タバコ!画期的な咥え心地
喫煙者の方はご存知かもしれませんが、タバコを吸う上で"咥え心地"は大切な要素で、紙タバコやアイコスなど加熱式タバコユーザーが電子タバコへの移行に失敗する理由の1つに「電子タバコ特有の咥え心地が気になる」ことが挙げられます。
KIWI Sparkが画期的な電子タバコと言われる理由は、従来の電子タバコのデメリットであった咥え心地に着目し、紙タバコを吸っているような咥え心地を再現することに成功したことです。
フィルターチップにコットン素材を採用したことによって、紙タバコに限りなく近い咥え心地を楽しめるようになっています。
特徴②吸うだけで起動!シンプルな操作性
めんどうなボタン操作がなく、どなたでも感覚的に扱えるシンプルな操作性もKIWI Sparkの特徴になります。
KIWI Sparkは本体にボタンがついてなく、起動するときはコットンチップをPODに差し込み、ゆっくりと吸うだけです。
起動するときに約4秒間ボタンを押す必要があるアイコスと比較しても圧倒的に使いやすく、忙しい時でもサッと取り出して吸うことができます。
特徴③紙タバコ250本分!1PODで5,000パフ
KIW Sparkは1つのPODで約5,000パフも吸引することができます。
紙タバコ1本が約20パフなので、1PODで紙タバコ250本分も楽しめるコスパの良さも特徴です。
公式サイトが推奨している1PODの使用目安はリキッドチャージ約10回分なので、1回のチャージでも500パフも楽しめるのも嬉しいですね。
特徴④タール・ニコチン0!禁煙・減煙におすすめ
繰り返しになりますが、KIWI Sparkはタール・ニコチン量0の電子タバコなので禁煙・減煙にもおすすめです。
弊社Beyond Vape Japanで取り扱っているKIWI Spark含むKIWIシリーズの商品も、全てタール・ニコチン量0となっています。
安全に無理なく喫煙本数を減らしていけるので、ぜひ一度お試しください!
ただし、KIWIはイタリアのブランドなので、KIWI公式サイトにはニコチン入りPODも販売されています。
まとめ|アイコスのタール・ニコチン量は?
健康被害を抑えたとされるアイコスですが、アイコスのタール・ニコチン量は紙タバコのタール・ニコチン量と比較してもやや少ない程度で、わずかな差しかないという研究結果もあります。
タールやニコチンを過剰摂取すると、依存症や中毒症状、心筋梗塞やがんなど様々な健康被害が起こる可能性が高く、アイコスにも同じことが言えます。
アイコスを使用している方は、デバイスのメンテナンスを定期的に行い、有害物質の吸収を最小限に抑える工夫をしましょう。
また、安全にタバコを楽しみたい方や、健康のために禁煙・減煙を考えている方はタール・ニコチン量ゼロの電子タバコを試してみてはいかがでしょうか?
弊社Beyond Vape JapanはKIWI Sparkを含む多くの電子タバコを取り扱っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
更新日 : 2025/1/14
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