喫煙・禁煙によるデメリットはある?体への影響やおすすめ電子タバコも紹介
更新日 : 2024/3/25
令和元年に厚生労働省が行った「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、習慣的に喫煙をしている人の割合は16.7%であり、その中で禁煙したいと思っている人の割合は26.1%でした。
タバコを吸う人も吸わない人も喫煙のデメリットは知っていますが、禁煙することによるデメリットはあるのでしょうか。
この記事では、禁煙によるメリットやデメリット、喫煙による体への影響などを解説します。
禁煙におすすめの電子タバコも紹介するので、ぜひ最後までご覧下さい!
禁煙によるデメリットはある?
まず初めに禁煙によるデメリットについてですが、禁煙することによるデメリットはありません。
「タバコは百害あって一利なし」とはよく言いますが本当にその通りで、禁煙によるデメリットはしいて言うなら「タバコが吸えなくなる」くらいでしょう。
しかしそれもニコチンの離脱症状が出ている間はデメリットに感じるだけで、禁煙に成功すればメリットになります。
「禁煙したら〇〇ができなくなる・・・」などと考えている方も多いと思いますが、その多くはタバコ以外のもので補えるため、デメリットを恐れて禁煙に踏み切れない方は、禁煙によるメリットを考えましょう。
体重増加の影響による一時的な糖尿病のリスクはある
禁煙すると味覚が正常に戻り、食べ物を美味しいと感じやすくなります。
それにより食事量が増えるなどし体重が増えると、一時的に糖尿病のリスクが上昇する可能性があるとハーバード大学公衆衛生大学院の研究チームが行った研究により明らかになりました。
しかしこれは禁煙ではなく体重増加が影響しているのであり、禁煙は短期的なリスクよりも長期的なメリットのほうが大きいです。
禁煙よりも体重管理や減量のほうが行いやすく、体重増加に気を付けていれば問題ないといえるでしょう。
参考:保健指導リソースガイド「禁煙のメリットは体重増加のデメリットを上回る 糖尿病のコントロールも改善」
喫煙によるデメリット
禁煙によるデメリットはほとんどないといえますが、喫煙を続けることによるデメリットは多数あります。
喫煙は、一時的なストレス解消や快楽では釣り合わないほどのデメリットを抱えていますので、改めて確認してみましょう。
様々な病気にかかりやすくなる
言わずもがな、タバコにはニコチン・タールをはじめとして200種類以上もの有害物質が含まれています。
それらは様々な病気の要因となり、肺がんや咽頭がん、脳梗塞、狭心症など命に係わる病気に影響します。
特にがんによる死亡の約2~3割は喫煙が原因となっており、これは喫煙していなければ防げた死亡です。
健康や寿命に影響する点は、喫煙の最も大きなデメリットともいえるでしょう。
口臭や体臭がきつくなる
タバコは煙が臭いですが、それを吸っている人の口臭や体臭も臭くなります。
自分がタバコを吸っているとなかなか気が付きませんが、非喫煙者からしたらその臭いは相当なものです。
ほかにも、肌にも悪い影響があり、老けやすくなる可能性もあります。
例えば営業や接客業など、人と接する仕事をしている方は、非喫煙者へ悪い印象を与えてしまうこともあるでしょう。
受動喫煙で周りの人が迷惑する
近年は望まない受動喫煙を防止するため、喫煙できる場所はかなり限られるようになりました。
しかし喫煙可能な店での飲み会や自宅などに非喫煙者がいる状況であなたが喫煙しているとき、同席している人は受動喫煙をしています。
タバコの副流煙は主流煙よりも有害で、受動喫煙による影響はかなり大きいといえるでしょう。
喫煙所が少なくなった分、タバコが吸える場所では周りを気にせず喫煙してしまいがちですが、喫煙者以外にも影響を与えるのは大きなデメリットだといえます。
禁煙することによるメリット
ニコチンによる依存症は薬物依存と同じくらい強力で、簡単にやめられるものではありません。
しかし、一度でも禁煙を考えたことのある方は、「喫煙のデメリット」と「禁煙のメリット」を天秤にかけ、禁煙に傾いたからタバコを止めようと思ったはずです。
禁煙はいつ始めても遅いということはなく、禁煙した瞬間から様々なメリットがあります。
今一度禁煙によるメリットを確認し、タバコとオサラバしてみましょう。
健康へ良い影響がある
禁煙すれば臓器の機能や五感の感覚の改善が見込めます。
厚生労働省のサイトによると、禁煙すると下記のようないい影響があるとされています。
禁煙期間 | 健康への影響 |
---|---|
直後 | 周囲の人をタバコの煙で汚染する必要がくなる。 |
20分後 | 血圧と脈拍が正常値まで下がる。手足の温度が上がる。 |
8時間後 | 血中の一酸化炭素濃度が下がる。血中の酸素濃度が上がる。 |
24時間後 | 心臓発作の可能性が少なくなる。 |
数日後 | 味覚や嗅覚が改善する。歩行が楽になる。 |
2週間後~3週間後 | 心臓や血管など、循環機能が改善する。 |
1ヶ月~9ヶ月後 | 咳や喘鳴が改善する。スタミナが戻る。気道の自浄作用が改善し、感染を起こしにくくなる。 |
1年後 | 肺機能の改善がみられる。(軽度・中等度の慢性閉塞性肺疾患のある人) |
2~4年後 | 虚血性心疾患のリスクが、喫煙を続けた場合に比べて35%減少する。農耕族のリスクも顕著に低下する。 |
5~9年後 | 肺がんのリスクが喫煙を続けた場合に比べて明らかに低下する。 |
10~15年後 | 様々な病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルまで近づく。 |
出典:厚生労働省のe-ヘルスネット「禁煙の効果」
また、35歳~40歳までに禁煙できれば喫煙前の寿命を取り戻すことができ、50歳なら6年、60歳でも3年寿命を伸ばすことができるといわれています。(参考:日本医師会 たばこの健康被害「たばこを吸うと寿命が8~10年短くなる?」)
「健康は第一の富である」とも言いますから、健康を考えたその日から禁煙に取り組んでみましょう。
時間やお金を有効活用できる
タバコは1箱600円前後し、1本吸うのに5分前後かかります。
仮に1日1箱吸う場合は1日600円と1時間40分、1週間なら4,200円と11時間40分、1ヶ月で18,000円と50時間、1年で216,000円と600時間を喫煙に費やすことになります。
これだけあれば旅行にも行けますしほかの趣味に時間を割くこともできます。
健康を害さない方法でストレスを解消をしたり、コミュニケーションをとることも十分にできますね。
日常生活にもいい影響が
既に述べたように、タバコは口臭や体臭、皮膚の老化の原因になります。
また、室内でタバコを吸っている方は衣服や壁紙などに臭い、黄ばみがついていることでしょう。
禁煙すれば外見や部屋にもいい影響があり、印象が良くなるかもしれません。
禁煙を目指すなら電子タバコに乗り換えよう!
ここまで喫煙のデメリットや禁煙のメリットを確認し、今から禁煙を始めよう!と思った方。急にタバコをスパッとやめるのは簡単なことではありませんよね。
しかし減煙で禁煙を目指すのは難しく、結局元の喫煙生活に戻ってしまうなんてことも珍しくありません。
タバコをやめて禁煙したいと考えているなら、おすすめは電子タバコを使用することです。
最後に、電子タバコで禁煙することのメリットとおすすめの電子タバコをご紹介します。
ニコチンとタールゼロで安心
タバコを止められない原因はニコチンの依存性によるものですが、電子タバコにはニコチンとタールが含まれていないため、今回紹介した喫煙によるデメリットはありません。
禁煙時にタバコを吸いたくなった時の行動として、顔を洗ったり歯を磨く、水を飲む、ガムを噛むなどがありますが、電子タバコなら「吸う」という行為を行えるため、一番喫煙欲が満たされるはずです。
大量の水蒸気を発生させて吸い応えを楽しめる電子タバコもあるため、禁煙に一役買ってくれることでしょう。
おすすめの電子タバコはICEBERG Dispo
禁煙に向けて電子タバコを使用するなら、ガツンとした爽快感で吸い応え抜群のICEBERG Dispoをおすすめします。
ICEBERG Dispoは1つで2,750円と低価格ながらタバコ15箱分も楽しめる、大容量の使い捨て電子タバコです。
フレーバーは「スーパーメンソール」「アイスレモン」「クールピーチ」の3つから選ぶことができ、充電式で最後まで余すことなく楽しめます。
手のひらサイズで持ち運びしやすく、気軽に使用できるため、初めて電子タバコを使う方にもおすすめです!
喫煙・禁煙によるデメリットはある?体への影響やおすすめ電子タバコ|まとめ
タバコは百害あって一利なしの嗜好品であり、禁煙することのデメリットはありません。
むしろタバコは吸い続けると様々な病気にかかるリスクが高くなり、周囲へも悪影響を与えます。
少しでも「禁煙したい」と考えたことのある方は、爆煙とメンソールで満足度の高い一度電子タバコ「ICEBERG Dispo」を試してみて下さい。
禁煙を目指すすべての方が、健康的な生活を送れるようになることを、心から応援しています。
更新日 : 2024/3/25
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